ぎっくり腰は火山の噴火
この夏は猛暑のせいか、例年より多くのぎっくり腰の患者さんが来院されています。
寒い時期に重いものを持った時に起こしやすいと思われがちなぎっくり腰ですが、決して冬に多い訳ではなく、むしろ春先や秋口、梅雨時などが流行期(?)だったりします。
では、猛暑だと何故多いのか?
それは、暑さによっていつも以上に筋肉の過緊張が起こっているためです。
「急性腰痛」「筋挫傷」とも言われるぎっくり腰。
何かを持った拍子だったり顔を洗おうと屈んだ時、人によってはくしゃみをしただけで起こったりもします。
しかし、それまでからだに何の問題がない、至って健康体の人が突然ぎっくり腰になる、なんて事はまずありません。
自覚されているかどうかは別ですが、それまでの筋肉疲労やからだの歪みなどが蓄積し、これ以上保てない、という状態になった時に、何かちょっとした事が引き金となり、ぎっくり腰が起きます。
言わばぎっくり腰は、火山の噴火や地震のようなものなのです。
しかし、火山の噴火や地震と違い、日頃のケアで防ぐ事が出来ます。
避けられる激痛を敢えて体感する必要はありません。
しっかりケアをして、無用な痛みとはサヨナラしましょう。
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