コロナウィルスパニック
昨日はひな祭り。
でしたが、世の中そんなお祭り気分が全く盛り上がらないニュースで持ちきりです。
そう、言わずと知れた「コロナウィルス」騒動です。
私は医師でも何でもない門外漢なので、この件については触れずにいましたが、
あまりにもあまりな事が多過ぎるので、一言いわせていただこうかと思います。
中国武漢に端を発したこのウィルス。
日本ではクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の一件で騒ぎになり、あっという間に世界中で大問題化しています。
まだナニモノなのかわかっていないから不安が募るのでしょうが、騒ぎ過ぎじゃない?というのが本音です。
まず、ダイヤモンドプリンセス号の乗員乗客3700名のうち、感染者706名。率にして19%です。
この数字、人によってとらえ方は様々でしょうが、2週間以上船内に隔離(軟禁?)状態にあったのですから、そんなに高くはない気もします。
その後、今日現在で日本国内での感染者は999名、死者は6名。
WHOは、致死率は3.4%でインフルエンザの1%未満と比べ遥かに高いと発表しました。
確かにインフルエンザの致死率に比べれば高く、亡くなられた方がいるわけですから気をつけなければならないのは当然の事ではあります。
私も父を肺炎で亡くしていますから、決して他人ごとではありません。
が、感染者の数や感染率に関していえば例年のインフルエンザの方が遥かに高く、コロナウィルスの方が感染のリスクが高いとは思えません。
子供や高齢者が注意しなければならない、というのはどんな病気であっても一緒のはずです。
にもかかわらず、発症者どころか感染者もいない学校が休校になるのも腑に落ちません。
学校が休みで暇を持て余した子供たちがショッピングモールなどで集まっている、というニュースも流れています。
ショッピングモールは不特定多数の人が集まる場所です。
学校は多数が集まる場所ですが、不特定ではありません。
そういう意味では、学校の方が安全かもしれないと思ってしまうのは私の勘違いでしょうか?
卒業や卒園を間近に控えていた子供たちが、残りわずかな思い出を作る時間をいきなり奪われてしまったように思えてなりません。
一国の首相や知事が「命を最優先に」と大上段から発言すれば、それ以上もっともなことはありませんし、誰も反論できません。
そういわれて不安を覚えない人もいません。
的外れなトイレットペーパーやティッシュの買いだめ騒動も、そういった不安から起きていると思えば仕方がない気もしてしまいます。
メディアも視聴者の不安を煽るような報道の仕方ばかりせず、もう少し冷静な行動をとるように、という切り口であるべきではないのでしょうか?
経済的な損失も計り知れません。
いずれにしろ、この騒ぎが一日も早く終息することを願うばかりです。
それでは、また。
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