暑さ寒さと肋椎関節
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、あれほど猛暑が続いていたのに、9月も終盤を迎えるとすっかり秋の空気になり、朝晩は肌寒いほどになってきました。
とは言え日中はまだ日射しも強く暑いので、1日の寒暖差がかなり大きいです。
そうなってくると風邪など呼吸器系の病気が心配になりますが、
こういった病気に大きく関連してくるのが、「肋骨」の動きです。
肋骨の動きと呼吸器?と思われる方も多いかもしれません。
しかし、肋骨の動きが悪くなると呼吸器には大打撃なんです!
肋骨が肺や心臓を守るもの、というのは言うまでもないかと思います。
でも、「肋骨が動かないと肺は膨らめない」というところにはあまり意識が向かないのではないでしょうか?
肋骨は前側は胸骨、後ろは胸椎(背骨)と繋がっているのですが、この後ろの胸椎との関節が「肋椎関節」です。
この肋椎関節の動きが悪くなると、肺が充分膨らんだり萎んだり出来なくなって呼吸が浅くなり、それを補おうとする気管支などへの負荷が大きくなり、呼吸器系のトラブルになりやすいのです。
ですので、肋椎関節の動きを良くする事が重要になります。
セルフケアの方法としては、体側を伸ばしたり縮めたりして肋骨と肋骨の間の筋肉(肋間筋)をしっかり動かす、座った状態でからだを捻る、腕を大きく広げたり両肩を抱くように狭めたりして、胸の前側を開いたり背中を丸めるように閉じたりしてみて下さい。
注意する点は、肋骨は折れやすいので直接強く押さえたりはしないで下さい。
ご不明な事がありましたら、何でもお問い合わせ下さい。
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