熱中症予防には汗腺を鍛えよう
今日こそ少し落ち着いたものの、ここ数日、日本中で記録的な暑さが続いています。
北海道の佐呂間町では5月の観測史上最高気温の39.5℃を記録し、各地で熱中症とみられる症状で亡くなられた方もいるようです。
少し前まで夕方になると肌寒く感じていたのに、数日で日中は真夏並みの暑さになったことで、体が付いていけないのはある意味仕方がない事ではあります。
熱中症予防には、テレビ等で盛んに言われている事ではありますが、水分・塩分補給と適度な休息、室内でもエアコンを使うといった対策が必要です。
しかし、そういった対策だけでなく、自分の体を夏仕様にする事も大切です。
汗は汗腺から出る水分で、体の熱を放散させるものですが、暑ければ全ての汗腺から勝手に出てくる、というものではありません。
普段から体を動かす習慣が全くない、あるいは汗を掻くのが嫌だから、とお風呂に入っても湯船に浸からずシャワーだけで済ませている、いつもエアコンは掛けっ放し、といった生活をしていると、汗腺の機能は低下し、しっかり汗を掛けずに体温調整もうまくできなくなります。
本格的な夏に向けて、運動やお風呂に浸かる習慣をつけ、しっかり汗を掻ける体を作る事が、熱中症対策の大きなキーになってきます。
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