アフターコロナを考える
新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言は5月31日まで延長されたものの、特定警戒都道府県以外の地域では休業要請を解除したり、緩和したりという動きが出てきました。
また、私の住む静岡県では8日連続で新規感染者が0名、特定警戒が続いている東京都でも8日連続で新規感染者が100人を下回っていたりと、徐々にではありますが一連のコロナ騒動の鎮静化も見え始めてきたように感じます。
そうなってくると気になるのは終息宣言の時期ですが、それ以外にも生活の変化という事を考えていかなければならないと思っています。
長い間、外出自粛を強いられてきた反動で色々なところへ出掛ける人が増えるであろう一方で、この間の生活の中で、色々な場面で「わざわざ出かけなくても家で済むし楽だ」と気がついた人も多いのではないでしょうか?
「テレワーク・リモートワーク」という働き方が一気に認知され、接客や現場仕事以外の人は、毎日満員電車や渋滞の中通勤する・させる必要がなかった、と考える人・企業が増加するのではないかと思います。
出勤の必要がある時以外は在宅勤務、となれば遠距離通勤の時間的・経済的なリスクも減らせます。
通勤者が減れば当然車も減り、事故も環境への悪影響も減ります。
また、買い物もネット通販やデリバリー・テイクアウトの方が家でのんびり出来る、とコロナ騒動後も利用する人が今まで以上に増えるでしょう。
「オンライン飲み会」などもメジャーになり、場所や料理の予約などの手間も行き帰りの交通手段の心配もなく、それでいて遠くにいる人同士でも楽しめるんですから、これも定番になっていくのでは?
飲食店の側でも、苦慮した末に始めたテイクアウトで今まで以上の売り上げを記録した、あるいは予約制にしてフードロスが減りコストが大幅削減できた、なんてところもあります。
いつまたこういった問題が起こるかもしれない、と様々な想定をして備える人も出てくるはずです。
コロナ騒ぎが収まりさえすればみんな元通りになる、なんて考えでいたら大変なことになると思っておいた方がよさそうです。
少し前にニュースになったトヨタの都市構想といい、あらゆる事が「東京一極集中」からシフトしていくきっかけになっていくかもしれません。
私の知人の中にも、既に生活を大きく変えようとしている人がいます。
もしかしたら、東日本大震災以上に日本を変えるかもしれない、と言うのは大袈裟でしょうか?
どんな状況になっても、自分の足で歩いていく他ないのはいつの時代も変わりませんが。
それでは、また。
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