人生投げたらアカン首は揉んだらアカン
先日、頭痛や目まいには首のケアをお勧めする、という内容のblogを書いたのですが、それを読まれた方が、
「これからは首を揉んでみます!」
とおっしゃっていたので、慌てて止めました。
前回書いたように首の骨(頚椎)の中には重要な神経・血管が通っているのですが、他にもたくさんの筋肉や毛細血管があり、重い頭(脳)を支え、更に、気管や食道も通っています。
無闇に揉みほぐすと、そういった筋肉や血管を傷めたます。
首を揉んで熱をもったり、かえって固くなったりするのはその影響です。
首を揉むのはメリットよりもデメリットの方が多い、と考えて下さい。
では、どんなケアをしたらいいのか?という事になるのですが、
他の部位と同じで、
「関節をひとつずつゆっくり大きく動かす」
事が基本になります。
首の骨は7つのブロックで構成されています。
これらを上から1つずつゆっくりと左右に捻る、倒す、前後に倒す、大きく回す、という風に動かしていきます。
勿論、完全に1つずつ動かす事は不可能です。
あくまで1つずつ動かすイメージです。
この「イメージする」事が重要です。
からだに意識を集中して、
「どこが動いているか?」
を考えながらゆっくりと行って下さい。
その中で、どこか動かしにくかったり、引っ掛かりがあったりするかもしれません。
そういったところはより念入りに、じっくり動かしてみて下さい。
疑問・質問などありましたら、お気軽にご相談下さい。
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