歳だからしかたない、に騙されない
私ね、「歳だから痛くてもしかたない」っていうのもいわれるのも大っ嫌いなの。
歳をとっても痛いものは痛いし、痛いのは嫌だし、それを「しかたない」なんて思えないもの。
いくつになっても体が資本。
だから、ケアはきちんとするの。
数年前から定期的に訪問整体にうかがっている患者さん。
まさに、その通りです!
この世のものすべて原理原則。原因があるから結果があります。
しかし、「歳だから」は痛みの原因ではありません。
ですから、若いかたであっても高齢のかたであっても痛みは現れます。
20歳までは誰も腰に痛みはなく、70歳以上は誰でも膝が痛い、なんて事はあり得ません。
逆をいえば、本当の原因を突き止めそれを取り除けば、何歳であっても痛みはないんです。
これは、年齢とともに反射神経や免疫機能が低下する事とは、全く別の問題です。
患者さん自身が痛みを紛らすため、自分を慰めるために「歳だからしかたない」というのはまだ分かります。
しかし、冒頭の患者さんのように他人から、それも、その痛みを何とかしたくて訪れた病院や治療院などでいわれるのは納得がいきません。
「治療家」を名乗ったり呼ばれたりする者がそんな事をいうのは仕事の放棄であり、言い訳であり、責任転嫁であり、開き直りに過ぎないのではないでしょうか?
伝えるべきは、「自分の力量不足」であると私は思います。
何歳であっても、痛みのない元気な毎日を!
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