首のセルフケアには関節広げを
前回のブログではストレートネックの弊害について書きましたが、今回は首のセルフケアについて書きたいと思います。
首に限らず、完全にずれてしまった骨は整体などで矯正をする必要が出てきます。
しかし、普段からきちんとしたケアをしていればストレートネックは防ぐことができます。
首がこっている時、つい固くなったところをもんでしまいがちですが、これはよいケアのやり方とはいえません。
筋肉は強い刺激を受けるとその刺激に対抗しようと固くなります。
筋肉が固くなると血流は悪くなります。
しかも、首には重要な血管や神経が通っていますから、それらも圧迫します。
ケアのつもりが、さらに状態を悪くすることにつながってしまいます。
また、時々首の骨を鳴らすクセのある方がいます。
ご自分ではケアのつもりなのかもしれませんが、これもおススメできません。
整体師が矯正をおこなうときは、骨の形や動く方向を確認した上で動かします。
しかし、そういった知識がなく自己流でおこなうと、よけいに骨がずれやすいクセがついてしまったり、最悪の場合、血管や神経に傷をつけてしまいます。
危険がともないますので、くれぐれも行わないようにしてください。
では、おススメのケアの方法です。
まずは、ゆっくりと大きく回してください。
左右に回してみると、どちらかが回りにくかったりするかもしれません。
その場合、回りにくい方を念入りに回します。
次に、手を使って前後左右に倒したり、ひねったりしてみます。
このとき首の筋肉の力は使わず、また、手もあまり力を入れず、その重さで倒すようにしてみて下さい。
筋肉を縮めたり引っ張ったりするのではなく、首の骨の関節をひとつひとつ広げるようなイメージで、ゆっくりと行うのがコツです。
これ以上いかない、というところまで倒したら、3秒間止めて、ゆっくりと戻します。
こちらも動きが悪いところがあったら、そこを何度か行います。
立ったまま行なうとふらつくことがあるので、座って行うほうがいいですね。
たったこれだけ?と思われるかもしれませんが、効果は大きいので是非やってみてください。
それでは、また。
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