1日保育士体験に想う

先日、次男の通う保育園の「1日保育士」体験に行ってきました。
長男の通う別の幼稚園の父親参観には行った事があるものの、保育士体験は初めての事なので、何をするやらと興味津々。
当日出掛けていくと、本当の保育士さん以外の大人は私一人。
父親参観は当然の事ながら他の子供たちのお父さんもいて、自分の子供と一緒に何か作ったり、みんなで歌や踊りをしているところを見たり、といった感じだったのですが、
この日は、園庭で遊んでいる子供たちが次から次へとやってきて、戦いごっこをしたり、サッカーをしたり、水遊びをしてずぶ濡れになっている子の着替えを手伝ったりとてんやわんやでした。
勿論、園によって様々なんでしょうが、幼稚園は子供に課題を与えて、何度も練習したりみんなで協力したりして何かを作り上げる達成感を得ることで、何かに一生懸命に取り組む事や協調性を学ばせるところで、
保育園は自由に遊ばせる中で自主性や想像力を伸ばし、人との関わり方を子供なりに習得し、大人はそのサポートをするところ、という違いがあるのかな?と感じました。
どちらがいいとか悪いなんていう単純な事ではなく、子供たちにとって何が一番重要だと考えるか?という姿勢の違いであって、正解も不正解もなく、子供と親が何に価値を見出すかによって評価が違ってくるものだと思います。
これは幼稚園や保育園に限った話ではなく、どんなことにでも言える事なのですが、今の時代は何でも正解ばかりを求める人が多過ぎるきらいがあります。
正解はあるようでなく、人に教えてもらうものでもなく、自分が納得する答えを見出す。
奇しくも、先日の勉強会「Dojo&RooTs塾」の師匠の座学での教えと同じでした。
何が子供にとってベストなのか?
親としてずっと考え続けたいと思います。
しかし、保育士さんって本当に大変な仕事だとつくづく感じ、改めて頭が下がる思いでした。
コメント
この記事へのコメントはありません。
コメントをどうぞ